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2009年10月30日 (金)

秋の夜長に難しい話でも

おもうこと、学生時代の後輩で、トマト農家としては先輩のはげちゃびん。

http://piropupi.blog17.fc2.com/blog-entry-597.html

うーん。こいつのブログはもう、絶好調なんですが、似たようなことを考えるんですよね。

先日ラジオで、ドイツの話をやってたんですが、ドイツのお金持ちが署名を募って、高額所得者の財産に5%課税して納税したら、ドイツの経済危機は救える法案を提出しようとしてるって。お金持ちが5%払ったって、それで生活がどうこうなるわけじゃない。

それよりも、そのお金で国の情勢を安定したい、ってゆうお金もちが41人いたらしいです。

そうゆうことなんですよね。思うのは。国、行政は民間の出来ないこと、所得、資産の再配分をしなきゃいけない。そこで資本主義と共産主義のバランスをとる。資本主義、市場経済が成熟すると、絶対に貧富の差が大きくなって、情勢が不安定になる。

人って、お金をどこまでもほしがるもんですよね。本当に必要で、足ることを知ることができれば、必要以上のお金は国に返納。なんて。そうすることで、資本の集中を防ぎ、結果として治安が維持されて、すごしやすい環境が保たれる。

お金がいくらあっても、マッドマックスみたいな(極論!さらに古い!!)世界じゃいやでしょ。

資本主義が突き進んで、格差社会が広がって、情勢不安で最悪戦争。なら、そりゃ動物のすることですよ。人間が人間たるゆえんは、己の欲をコントロールできる所じゃないかと。そのために、国、ってゆう概念が存在する。なんて思うんですよね。

なんてことを面白おかしく欠くと、コンジのブログになるのかな。

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なんて難しい話はいいんですよ。京都は紅葉が始まって、

やっぱり何千年も昔と同じように、それを見上げる人がいて。それだけなんですよね。きっと。

食について考える

ちびっこ助っ人隊がお手伝いしてくれました。

「へたがとれたらたべていいよ」ってゆうたら、

「あ!!とれた!  またとれた!!たべていい?」

うーん。かわいいから許す。

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農業って、大人の働いてる姿を間近に見れるし、小学生だって手伝うことができる。これって凄くいいことですよね。小学生に、労働力になることを勧めるわけじゃなくて、働くってゆうこと、その先に、社会があることを知る機会としては、凄くいいんじゃないかな。

小学生が小学生らしくいられるのは、日本の凄くいいところなんですよね。インドネシアなんかやと、信号でタクシーが止まると、新聞売りの子供がいっぱい群がってきたり。すると、小学校に行ける子供も、あ、いけへんこどももおるんやっておもうわけでしょうね。

行けることがあたりまえじゃない。

大切なことが当たり前になると、大切なことが大切じゃなくなる。昨日NHKで「薄れていく食」みたいな番組をやっていて、大学教授が、

「空腹をみたして、サプリでおぎなえばいいんやから、食は今や大事なファクターじゃなくなってきたんじゃないか」

なんてあほなことをどうどうとゆうておりました。衣食住は、日本人ならすでにかなり高いレベルで達成していますが、自分ならやっぱり、素敵なところに住んでみたいし、おいしいものを食べたいし、好きな服を着たい。お金をかけるってゆう意味じゃなくて、興味がある、って結う意味ですね。

若者がろくなものをたべないので、献血で2割の人が比重が足りないそうです。菓子パンにカップラーメン。サプリに野菜ジュースで、バランスオッケー。あほか。なんだか、そういう人を見てると、鶏舎のニワトリのように見えてしまう。もっといいものを、おいしいものを食べたい!ってゆうのが、DNAに刻まれた生命体としての根本やと思うんですが。

ニワトリなんて、狭くて暗い所に、5階建て位の下駄箱みたいな感じでぶっこまれて、コケコッコーって鳴いたら、エネルギーを消耗するので鳴かないように天井を低くされて。首を上げられないから鳴けなくて、そのおかげで効率よく太れる。

今の日本人みたいじゃないですか?無駄に動かないで、効率よく太って、メタボ大国。。。。

もちろん全体の何割かのひとやとは思うんですが、その割合が増えていることが問題なんですよね。食育。ほんとに大事なんです。農業問題の根本です。

米も余って、さらにアメリカからのミニマムアクセス米も余ってるとゆうのに、なんでいまだに学校給食でパン?これ、みなさん不思議じゃないですか?日本のものをどうやって輸出するか、なんて、非効率的なことに補助金つけるんやったら、ひとまず給食と官公庁の食堂なんかを全部国産にする。給食は米!!で、おいしい野菜を食べる!

学校給食の、食材について、毎日給食を食べる前に軽く説明。今は大根の季節です。とか。現物と給食の料理がリンクするようなことを毎日やってれば、魚のフィレが海で泳いでるなんて思う子供はいなくなる。今日の鶏肉は、鶏のこの部分ですよ。なんて。

こんなことをゆうと、また残酷やとかゆうひとが出てくるんですが、鶏だろうが、野菜だろうが、命を頂いていることには違いがない。そうゆうことを謙虚に見つめることが食育の根本で、生きることの意味を考える根本じゃないですか?

いつも言うことですが、「携帯から食べ物へ」、10%でもバランスをシフト出来れば、日本が変わる気がします。

追伸:うちの部長が2歳の誕生日です。我が家はとうちゃんもかあちゃんも10月生まれ。さらに結婚記念日も10月。ちびも10月。毎週誕生日です。アンパンマンの和菓子を作ってくれようとした「和菓子研究家」さんのオーブンが。。。。壊れた。らしい。。。なむさん。

2009年10月22日 (木)

難しい話でも

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ぶらっと。仮屋漁港。どうっすか。ほんまに。

最近凄く頻繁に更新するわけは、実は携帯とパソコンをつなぐケーブルを手に入れたからなんです。携帯が進化して、写真もきれいに取れるようになってきたんですが、 実は携帯の写真をパソコンに送ると、電話代がやばいことになるんです。みなさんご存知ですか?我が家はホワイトプラン。我が家の一家はみんなソフトバンクやし、夜8時に寝て6時に起きる生活では起きてる間はずっと無料!最高!なのに、電話代みてびっくり。

これが、携帯の写真をパソコンに送ったせいなんですよね。

ほんまに、一枚おくんのに、500円くらいかかるんちゃうか?ってゆうくらい。そうそう、携帯電話といえば、言いたいことが一つ。昔に比べて、可処分所得が減って、食費に回すお金がないから嫌やけど中国産の野菜を買う、ってゆうご家族、多くないですか?

ここで、ふと思うんですよ。野菜の値段って、食費の中でどんだけをしめてるのか。大根一本が100円なら買うけど、200円なら、高い!でも、大根ってひと月に何本食べますか?そう思うと、野菜の値段が倍になっても、ひと月のひと世帯の携帯代よりずっと安くないですか?

自分が学生のときにPHSが出てきたくらいやから、昔は電話といえば固定電話。その時のひと月の通信費なんて、基本料+ちょびっと。5000円もいけば、だれや!長電話したのは!!なんて大騒ぎ。これが、今や4人家族で、携帯4台。月の通信費は2万円でおさまれば、まぁまぁ、なんて。

この差額15000円。ひと月で15000円。お父さんだって、自分の電話を仕事で使うことも多々あるのに、どれが個人かわからんし、結局めんどくさいから自腹切って仕事に自分の携帯使ってる人もいっぱいいます。そんなことを考えると、携帯で便利にはなったけど、その分使えるお金が減ってるから、手っ取り早く削れる食費から抑える。

野菜なんてどこの野菜も料理したら変わらんのやから、中国産で。

こんな感じですか。この15000円が野菜の単価に乗ってくれば、農家なんて儲かってしょうがない。耕作放棄地も取りあいになるくらい。後継者不足も一気に解消。

ですよ。農業の問題は、実は消費者の人口が減ってることと、一人あたりの野菜の消費量が減ってること。すなわちマーケットが縮小してることなんですよ。生産が減ってるから輸入が増えてるわけじゃなくて、食べる量が減って、輸入が増えてるから、単純に国産が余って、単価下がるからやめて、耕作放棄地が増えてるんですよ。

だから、農業問題の根本は生産じゃなくて、消費なんです。消費者が野菜をもっと食べることと、携帯電話を控えて食費に回すこと。

生産者は携帯電話代を控えたくなるくらいおいしい野菜を作ること。そうゆうことなんじゃないかと。

携帯電話ってせこいんですよね(せこいって。。)。だって、請求書来るまでは、実際お金の感覚ないし、財布からお金をその都度出すわけじゃないから金銭感覚がおかしくなる。携帯も、10円玉を入れる穴がついてて、どんどん10円玉を入れていくシステムなら、世の中の電話代は7割は減るんじゃないかな。びっくりするようなスピードでお金がなくなります。だって、公衆電話で1000円も使う人、なかなかいなかったでしょ。これが、携帯ならもっと高いのに、なんでか長話。。人間の心理をうまく利用されて、お金をふんだくられて、野菜は中国産。。。。。

なむなむ(マイブーム)

これは農業に関する大きな話。我が家の問題は、全くそんなことではなく、今年ようやくイカ釣りに行けたのに、やっぱり坊主で、アオリイカのおいしい刺身が食べれないこと。。

今日取引先の方からでんわで、「あんたのところ、大成功やなぁ」

「いやいや、なんとか夜逃げせずにやってるくらいですよ。」

「ほかの人は続けていくことすら難しいってゆうてるよ。大成功やわ。だって楽しそうにやってるやん。」

確かに。楽しんでおります。B型のいいところか、我が家はみんな楽天家。状況は大きな泥船に乗った気分で必死で漕いでる感じですが。たしかに楽しい。楽しんで作ったトマトは楽しい味になるかしら。

2009年10月20日 (火)

人生を語る園主。

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   うーん。やっぱり東京から帰って以来、かなり自分の中の感受性が高くなっている気がします。いっつも思うんですが、人間は自分のおかれている環境より、その環境が変化することに対して敏感なんだと思います。東京で働いていたときには何とも思わなかったことがいちいち気になったり、帰ってみると、淡路の太陽がやたら眩しく感じたり。

人生の楽しみって(いきなり人生を語りだす園主。。)なんか、どんだけ上がったり下がったりしたか、その差を楽しむことなんじゃないかと常々感じるんですよ。

トマトも毎作毎作、植えて心配して、不安になって、出来てくるとその不安の分が喜びになって帰ってくるし、逆にそれに慣れるとちょっとしたことに心が動かなくなったり。

だから、なに?

そうそう。だから、良いも悪いも楽しめ自営業!!

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トマトも出来てきたことだし。この作のトマトは、はっきり言って自信作です。1段目収穫開始ですが、一段目にしてすでにうまい。うまさの質が、かなりうまい。こんなトマトを自分で作ってることに感動!天才!!  

んなこたぁないですよね。お天道様がいい具合やったんです。8月涼しかったし。普及所の非常に面倒見のよい普及員の方から、育苗の改善の提案を受けて、育苗が改善したこと、前職の川合肥料さんの有機肥料が素晴らしいこと、そのたもろもろ、改善の要因は自分の周りで助けてくださるみなさんのお陰さま、ですね。

あ、もうひとつ。今作はハチが飛んでくれなくて、結局毎日全圃場をぐるぐるまわって震動交配。必然的に棒でカンカンワイヤーをたたきながら、一本一本見て回ると、トマトがいっぱい話しかけてくるんです。

わし、わきめぼうぼうやけど。。。 とか

わし、なんか先っちょげんきなくなってるけど。。とか

わしのさきっちょにむしおるんやけど。。とか。

その声に押されて、出来るだけご要望にお応えできるように頑張るわけです。そんな毎日の積み重ねも凄く大切やったりするんでしょう。

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あれ?かまきり。。。これってびっくりなんですよ。まぁ、ガの幼虫もいるんやからカマキリがいても、とは思うんですが、我が家の温室、0.4mmのネットを全面に張ってるのに。ガはネットにたまごを産みつけたりするんで、まぁ入ることもあるかな、なんて思ってましたが、このサイズのカマキリがいるなんて!?この子がこのサイズまでおっきくなれるほど、たくさんえさがいたんですね。うーん。複雑。

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そうそう。うちのちびすけがついにお手伝いを始めました。出荷用の袋に詰めて詰めて。。。

出して。。。。。。。

こら!

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とゆうことで、コスモス満開の花さじきでごろりんと。

トマトも子供も一緒。

好き放題やるくせに、ふとした時に振り向いて、その時にちゃんとこっちがみてるか確認する。そのタイミングですよね。木の上で立ってみる人。手も口も出さなくても、ちゃんと見てる。で、必要な時、必要なタイミングでちゃんと手を出す。そんなことがきっと大切なんですね。

2009年9月29日 (火)

トマトはこんな

最近のブログを見返してみると、自分がトマト農家であることをすっかり忘れておりましたが、ちゃんとお世話してますよ。今日ついに、奇跡の一個。ちょっとだけ、ほのかにオレンジに。

うれしさ余って味見。

うーん。若々しい味。そりゃそうか。この作は淡路に来て4作目になりますが、やっぱり毎作、出来始めはドキドキしますね。

今ねこが6段目開花です。7段目が咲けば、1段目が取れ始める。ってゆうのがいつもの流れですが、夏と冬ではこのタイミングも若干異なります。で、6段なのにすでに上のワイヤーを超える高さに達してしまって、7段、8段取ろうと思ったら、もう上がびよんびよんのジャングルみたいになってしまうので、1段目の果実が地面にぎりぎり着かないところまでずり下げることに。

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この右の列が作業前。下葉も整理して、風通しもよさそう。でそれを右側のようにずり下げると、もう、下がもさっと。

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これを上から見ると、こんな感じ。そうです。右の列はもさもさ。左はだいぶ下がってますね。

こうゆうことなんですよ。上をすっきりさせるために、下はもさもさでもずり下すんです。こんな時、ふとおもいだしました。クレヨンしんちゃんでの名言集より。

「正義の反対は悪なんかじゃないんだ。正義の反対はまた別の正義なんだよ」

なんのこっちゃ。ええ言葉ですが、引用の仕方がめちゃめちゃですね。でも、思い出してしまったんやから仕方がない。

これで上まですくすくおいしいトマトが鈴なりに!なればなぁ。ここのところ、毎日結構ハードにお世話しておりますが、やっぱり畑に引きこもると(表現がおかしい?)凄くいろんなことを感じたり、考えたり。結局答えは畑にしかないし、毎度毎度、一本ずつ世話をしながら、あ、虫が、、あ、うどん粉が。。。。

減農薬は漢方と同じ考え方です。まず木を元気に作って、木の元気がなくなってきたところにむし、病気が出やすい。天気が何日も悪いと、あー、やっぱり、なんて。

だからこそ、しっかり毎日観察。観察。で、出始めをたたく。出さない木を作って、出始めは元気出させるように、魚の液肥を葉面散布。ダメなら微生物農薬。それでもだめなら化学農薬。今のところ、化学農薬は植え付けのときのコナジラミ対策の粒剤1回。これを1回も!と思うか、1回しか!と思うかはそれぞれですが、この時期の作にしては、超少ないと自分なりには満足。

この状況を維持するためにも、とにかく出始めを見逃さず、適切に対処することが大事。とゆうことなんです。だから有機とか減農薬は難しいんです。いや、だからこそ農業は難しい。

だからこそ、企業がなかなか成功しないんですよね。正しく見て、正しく判断して、正しく対処する、これはある意味職人の世界です。ここを甘く見るから、財務諸表の一番始まり、売り上げが計画通りにいかない。

予定通りの売り上げを上げるには、予定通りの品質のものを、予定通りの量、予定通りの期間出荷することが求められるわけで、さらに予定通りの単価で売れることも大きな条件。すなわち、ほかの産地の出来不出来も影響する。

こうやって書いてみると、農業でこんなことをしようと思うと、ほんとに恐ろしく難しいですね。でも、これが個人なら、予定通りにいかなくても、足りなきゃ出費を抑えることで何とかなってしまう。企業の予算、前年比、みたいな考え方が、根本的に農業に合わないんですね。

法人で働いてるときもずっと、そういう部分に違和感を感じてました。法人で働くと、たくさん仲間もいるし、自分の力よりもずっと大きな仕事をさせてもらえるチャンスももらえるし、そういう意味では凄く自分を成長させてもらえたと思います。でも、何の会社でも、会社組織の考え方がやっぱりストレスを生みやすいなぁと。

自分がもしトップなら、企業はやっぱり成長戦略をとって、社員のモチベーションを下げないように前年比110%の予算を追いかけるような仕組みをとって、管理して。。。なんて考えると、自分がトップの会社で自分が働きたくないなぁなんて。。。。

まぁそうゆうのが合わないので、自営業だし、今の自分が今の価値観で法人を作るなら、自分の責任なので、もっと違うところでバランスをとれるようにすると思いますが。どこでバランスをとるか、ですよね。楽しいこと、みんなが幸せになることに情熱を燃やせる仲間が出来たら、やります。やるかな?

そんなことをいろいろ考えながら日が暮れるまでトマトのお世話をして、帰ってきたら、ちびが「とっとーーー」っていいながら飛びついてきてくれる。あー、ちあわせ。

2009年6月26日 (金)

いろいろあってもトマトは実る。。

いやぁこうちゃんが旅立ってはや1週間。こうちゃんが面白いことをゆうてたと思い出し、筆をとりました。

こうちゃん、日本人にはあれですが、中国のひとには凄くもてるって。これは、国民性の違いらしく、日本ではこうちゃんみたいな旅人は、奇人変人ですが、中国では旅人は英雄らしい。ほんまか。

かたくなに歩きにこだわるこうちゃん。ヒッチハイクで乗っけてくれるといわれても、断って、徹底的に海岸線をあるく。これにはわけがあって、こうちゃんは旅をしたいらしい。

行き先が決まってて、いつまでに行く必要があるから、車なんかの道具を使っていって、だからそれは旅行なんやと。旅は当てもなく、期限もなく、放浪することなんやって。

やっぱり、ひとりで自分を見つめて、淡々と歩くと凄く哲学的になるのかな。ただの頑固者か。まぁ普通に自分を見つめなおすなら、お遍路さん1400km、3か月の旅で十分やと思いますが、それを14000km歩かんと納得出来ひんって素敵。ぜひ何かをみつけてほしいと思います。

 

さてさて、いそがしすぎて、ついにちび助を昼間託児所のようなところで見てもらうことになったんですが、いやぁほんとに、いろいろ考えてしまいました。ちびが生まれて、1年半、ずーっと一緒にいて、自分かかあちゃんが一緒にいないことはなかった。それが、見ず知らずの人にみてもらう。初めての、親としての子離れ。

なくポイントも、寝かせ方も、好きなものも、泣いた時の対処も、怖いものも全部じぶんと母ちゃんしか知らなくて、逆に二人だけの宝物のようでもあったちびすけが、ちょっとだけみんなのちびすけになったような、そんな感覚かなぁ。

朝預けて、夕方迎えにいったときにはもう目が泣き腫らして腫れぼったくって。見てくれてた先生からの手紙では、ほんとにいつも通り、ご飯、お菓子を完食し、しまじろうで喜んで、いつもどおりやったみたいです。はたから見てたら、ほんまになんてことないこと。でも、実際経験してみると、ほんとに心が動かされます。

こうして、子供が育っていくことで自分が親になっていく感覚と、親にとって自分がどんな存在なのかを知ることができる。親と子供ってそうゆうことなんやと思うわけです。

子供の時は子供なりの、親になれば親なりの、孫が出来ればまた、それなりの、人生それぞれの時期でそれぞれの楽しみがあるから、人生楽しみなはれ。っちゅうことですな。

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2009年5月14日 (木)

農地を守る 2009

ご無沙汰でございます。

なんやかんやと忙しくがんばっとります。先週末、井出そうじがありました。去年の井出そうじからもう一年。http://awajinosimasaien.blog.eonet.jp/default/2008/05/post-e8e7.html

はやいもんです。この井出そうじ、大きく二つの部隊に分かれます。草刈り部隊とどぶさらい部隊。どぶさらい部隊は下っ端の仕事です。とゆうことで、去年の経験から、草刈り機も持たず、スコップとくわで参戦。午前中は草刈り部隊10名、どぶさらい部隊3名。午後からは、草刈り部隊10名、パイプ修理部隊2名。どぶさらい部隊1名。。。。。。

おい。血豆ができた。

でも、山の中を一日歩き回って、カブトムシの幼虫をどぶで拾ったり、イノブタが食べたタケノコのあとを発見したり、70年前の淡路の昔話を聞いたりして、貴重な体験でした。

淡路の山は、すぐ海やから、山間から海が見えてこれまた穴場です。

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トマトは今日ついに、4kg収穫しました。まだ一段目ですが、なかなかおいしいですよ。まだまだ量も少ないですが、トマトが収穫できるとほっとしますね。

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生長点はワイヤーより上まで行きました。誘引するのもコンテナに乗って。腕が、方が痛い。。。下葉かき、収穫は地べたを這いつくばって。ちょうどいい高さの作業はなかなかありませんが、しゃあないですね。助手のようちゃんが、トマトができたのをえらい感激してくれるので、初心を思い出しました。やっぱりいいですね。収穫の季節。

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ブルーベリーも何本かかれましたが、実がついてるのもあります。楽しみですね。しかし、最近の風の強さは半端ない。

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ジャガイモ。畑やさいで一番うまくできました。作ったのは牧場勤めのお隣さん。

ジャガイモ以外はなかなか苦戦中。新しい畑で物を作るのはほんとに難しいことなんです。これをなかなか理解してもらえないんですが。初めての土地で農業するってゆうのは、フランス料理のシェフがラーメン屋を始めるくらい、違う世界でわからんもんなんです。

自分は前職で、サラリーマンで農業をするってゆう、かなりまれな経験をしてきました。農場勤務なのに、異動がある。農家が隣町の畑を借りることはあっても、千葉から群馬へ異動、なんてことはまずあり得ません。そんな経験のなかで、産地を移動する、品目を交換する、なんてゆうことが非常に難しいものやと感じるようになりました。

大学の恩師がよくゆうてましたが、農業なんて、ほんとに高度な産業やと。トヨタなんて、日本でできた生産体系を海外に持って行っても、おんなじような車を作ることができるけど、日本の農家が中国行って、おんなじようにコメを作れるか、ってゆうと、これまた全然違う話になるわけです。それぞれの土地、風土、文化にあった作目、品種、肥料、防除体系、栽培時期なんかを試行錯誤で作っていく作業が絶対に必要で、コメなんてどんなにベテランでも60回、70回しか作れない。

知識と試行錯誤と経験。観察力に洞察力。近道はない、匠の世界ですか。

まぁようするに、今年外の畑がうまくいかへん言い訳をしてるわけです。

レタスはタケノコ。まかないでびろーーんと上へのびて、トウモロコシはひざ丈くらいで雄花が。。オクラはアブラムシだらけでナスはいけるかな。。。原因はある程度わかってきました。来年はうまくできるかなぁ。。。

   

2009年5月 3日 (日)

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世間はすっかりゴールデン。田舎は田植え前の草刈ウィーク。

都会から田舎への大移動で、こちら田舎ではここぞとばかりに田んぼの準備です。

我が家の路地畑。別名ジンバラン。こんな感じ。着々と植えてますが、できるんか。。。。やっぱり今まで畑じゃなかったところを畑にするには時間がかかります。まぁぼちぼち、作ってみながら考えます。とうもろこし、オクラ、なすび、クウシンサイ、おかのりが夏のメニュー。

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トマトは2段目も肥大してきてます。すでに結構絞れてます。。絞ってるわけじゃないのに。。。。これはすなわち、最初から結構味がのってる。とゆうことではありますが、逆に樹がすぐへこたれる恐れがあります。あーおソロシヤ。

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一段目はこんな感じ。ぼちぼちです。あと10日ですね。収穫開始まで。この勢いだと、5月中は10~20kgくらいの出荷で、6月から爆発6月3週目から大大爆発。7月まで。

そんな予定です。

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いつのまにやら背丈もこんなに。おっきくなりました。はやいなぁ

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で、これが問題のなんやらわからん症状。もうほぼ回復しました。なんかがおかしかったんでしょう。こういうのが出るたびに、本を読みあさったりネットを調べたり、しっかり勉強せえってトマトがゆうてるんでしょう。

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海も山も、ほんとにいっつも変わらす。心を穏やかにしてくれます。これはまだ寒かったときの図?ですが。しっかりあるきまわっとりますよ。ちび。

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  しかし、最近の直売所の乱立には驚きます。農産物の最後の聖地?

今まで道の駅、農協の独壇場だった生産物直売所。最近ホームセンターや車やさんまで参入して、農家一軒一軒営業で回ってきます。橋の向こう、垂水の店まで営業に来ました。

直売所は立地と商品力が物をゆうし、今までぼろもうけしてたJA関係の直売所のすぐ近くにホームセンターなんかが美味しいマーケットとしてぼこぼこたてるもんやから、完全に生産者の取り合いになるわけです。すばらしい時代ですね。

それだけ消費者の方々が農家を選べる時代になったってゆうことです。逆に、消費者を意識して農業が出来る、地産池消の動きが活発になってる。市場外流通が増えてるんですね。

地場野菜vs大生産地の野菜。地場野菜は、基本的に適地適作。あるときあるけどないときない。コストかけずに薬も暖房もあまり使わず、出来るものを作る。そうすると、商品も非常に安定しない。でも安い。大産地は、いままで物量で勝負してたのが、市場外で、地場野菜が出回ると、今までよりも出荷期間が短くなります。この法則、お分かりになるでしょうか。

いっぱい出すから、ながいこと買ってよーーってゆう、市場のひととのやり取りが、地場野菜で崩れつつあるのかも知れません。大消費地に近い淡路で就農した理由の一つが、こうゆう動きがそのうち加速すると思ってのことでしたが、思ったよりこの動きは早そうです。

しかし、自然の流れですよね。いいことだとおもいます。ないときないってゆえるのが、スーパーと違い、直売所の強みですね。スーパーの人はうらやましがるでしょう。機会ロスを補って余りある商品力と価格。野菜はやっぱり鮮度です!

2009年3月29日 (日)

冷蔵庫

冷蔵庫!の 入れ物 の骨組み完成!

を満足げに見つめるご近所の親方さん。途中までトンカン作ってきて、ふらっとキャベツを取りに通りかかったのが運のつき、こりゃーほっとけん、と、休みに一日かけて、溶接、溶接。

昨日は棟上。お見事。ここに1.5坪の冷蔵庫がついて、中にはトマトに葉物野菜がてんこ盛り。鮮度を保ってジャンジャン出荷。体制が整うまでもうチョット。

090328_151441冷蔵庫もいまや、ネットで買う時代です。パネルと機械がメーカーから直送で届きます。在庫持たずに電話一本で商売してるので、薄利多売でもぜんぜんオッケー。さらにメンテナンスも地元の業者さんに頼もうが、ネットで買おうが、何かあったらどうせメーカーから修理やさんがきます。それなら地元の業者さんのメリットって 。。。。。

実際、今まで義理人情だけでやってきて、社員を結構抱えてる地元の業者さんは、かなり厳しいみたいです。正直、淡路に来て、農業に関わるいろんな資材が異常に高いと。

橋代が。。。なんてそんな言い訳じゃ納得しません。単純に、競争がなかったんですね。

今まであっちこっちで業者さんと付き合ったり、自分も肥料やさんで働いたりしてきたおかげで、資材の小売店の実情が分かるんですが、やっぱりお客さんのほうを向いて商売してるところが生き残るんだと感じます。

当たり前のようで、これがなかなか。。。会社の実情をお客様に説明する。社員を抱えてる、原価が上がった、不況で。。。。。そんなん知るか!!!こっちゃーわがとこの商売を一生懸命考えとるんじゃい!

農家の利益を最大化することをいっしょに考えてくれる業者さんと付き合いたい、と思ったとき、近くの〇〇〇より遠くの美人?宅急便が全国へ物を運んでくれるこのご時勢、商売のスタイル、すなわち、商売人の人間性が重視される時代になったんじゃないかと思うわけです。

顧客も全国、商売敵も全国。そんな感性をもって商売していくと、おんなじ商品を扱うなら、値段と情報。フォローでしか差別化しようないですよね。

今回冷蔵庫を買おうと探したところも、電話一本で全国へ冷蔵庫を直送。在庫も持たずにあんなでかいものを売り飛ばす。それを可能にするのが、プラモデルのような説明書。普通の仕様書は、プロ向けに書いてあるので、普通の人が、普通に見てもよくわかりません。これを、普通の人がみても分かる、写真つきの、もう、普通の人が組み立てる前提で作った仕様書をつけることで、電話で冷蔵庫やさんが出来てしまう。

ちょっと考えさせられました。だから、組み立ても自分。1日あれば作れそうです。これで、50万円が30万円になるなら、超安い。商品はダイキンと日立。うーん、すばらしい。

で、この説明書の作り方で、商売人としての資質がよく分かるわけです。問い合わせて翌日にはカタログ、仕様書が届く、で、仕様書は凄く丁寧で分かりやすい。ここならおつきあいしたい!と感じました。さらに、「今日は淡路から3本目の電話ですよーー」とおっしゃっていましたが、地元の業者さんはこの危機的状況をまったく知らないわけです。

知らない間にどんどんお客さんが流れていく。。。。。。業者さんは和歌山なのに、電話一本で全国の顧客と商売が出来る。うーん。賢い。他の産業のこうした流れが農業界にも起こり始めていることを痛切に感じております。

とにもかくにも、3月の予定工事、天窓にネットを張って、サイドにネットを張って、冷蔵庫の家と冷蔵庫を立てて、ワイヤーの張替え工事は何とかやり切れそうです。工事屋やーー

2009年3月20日 (金)

ばてばてでも。すき

はっきりいって
ばてております。
この半月、久々に人に手伝ってもらい始め
いままで自分のペースで好きなようにやってたんですが
やっぱりちゃきちゃきやらんと。となるので
がんばっっちゃっております。

畑はもろこし、べびーが発芽、昨日もべびーの播種。
オータムポエムとレタスが定植待ちです。
マルチが雨と強風のため張れません。

3年ほど路地から離れていて
久々に外で仕事すると、あの路地10ha生活を思い出します。
そう、基本的に、作業割は天気しだい。
そこに人を使うと、もう、頭は作業割りのことでいっぱい。。

施設っていいですね。でも、あまりにも人間の都合で作業ができるので
緊張感が。。
やっぱりドMか。雨降り前のロータリ、マルチ張りとか、
朝風が吹く前のトンネルかけとか、あの罵声が飛び交う感じが

好き。

なんて。
毎日天気予報、風の予報を何回もネットでチェックしてしまう。
あー、人間って非力だなぁとも思うし、
思ったように作業がはまったときの、あのやったった感がいい。

農業って一言で言っても、こんなに違う。
昨日、お手伝いさんに、

すごい、ぜんぜんレベルが違う。

って言われましたが、そりゃそうでしょ。いっしょやったら困ります。パオパオの張り方で違いを実感したそうですが、裏を返せば、農業なら素人でもそんなに変わらず作業できる、ってゆう感じがあるんでしょうね。

たとえばフランス料理を習いに行って、
フランス料理のシェフに、すごい、ぜんぜんレベルが違う。
なんてゆうたらしばかれますし、ゆうひといないでしょ

フランス料理のシェフはすごい人やって最初から思うので
そうなんですよね。きっと。家庭菜園でちょっと野菜を育てるのと
農業もやっぱり全然違う。狙ったタイミングで狙った品質のものを
狙った量お客様に届ける、これが農業。
好きなときに種をまいて、出来たときに食べるのが、家庭菜園。ですか。
出荷計画から逆算してるので、作業を待てないんですよね。
天気が悪くても。

うーん、この緊張感。好き。