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2014年5月26日 (月)

7年目の井出掃除に思う。

毎年井出掃除をするとブログを書きたくなる。

それだけ壮絶な掃除なんでしょう。淡路に来て、7回目の井出掃除でした。

井出掃除。それは、一番山の上のため池から、下のため池にそして、それぞれの田んぼまで水を引く水路の草刈とどぶさらい。全長5kmくらいをクワでひたすら水路をさらう。ああ。。。こうゆう激しい作業をするときって、絶対自分の中に、それに見合う理由を探したくなるんですよ。納得できないとやってられないといいますか。

Img_8360もうこんな感じですよ。

で、7年前に淡路に来て、初めての井出掃除をやってる時から、まぁったくメンツが変わってない。最年少の新入会員は、いまだにペーペーから抜け出せる気配もなく。。そりゃそうです。誰も入ってこないんだから。で、バリバリやったじいちゃんは、ちょっと勢いを欠いたじいちゃんに。75過ぎてたじいちゃんは、82才過ぎたじいちゃんに。。。

で、去年水路の一部が大雨でぶっ壊れて。

修理に税金で直してもらったんですが、200万かかっただとか。

でね。うちの近所だと、10aあたりの売上が10万そこそこ。苗代が1万5千円。薬代、トラクタの燃料に、コンバイン、トラクタの償却なんかをかんがえると、どう考えても産業として成り立ってないわけですよ。

償却終わってるから、とゆう話もあるんですが、構造改善やトラクタを買うための補助金の額と、実際に田んぼから上がってくるお金のレベル感があまりに違う。

うちの地域は特に一枚当たりの面積が小さくて、5a、3aの田んぼがほとんど。

昔っからずーーっと、こうやってやって来て、産業としては、国が税金で落とした額に対して基本的に赤字を垂れ流してる感が。

減反でお金がもらえ、中山間の維持でお金がもらえ。水路が壊れて。畦が崩れて、その他もろもろ、機械や土木工事業者にも、どんどんお金は流れるけど、つまるところの農家の手元にそれに見合うお金が生まれてはいなくて。

で、ビール一本でやるにはあまりにも過酷な井出掃除。

これを業者に頼んだら、引くくらいお金かかりますよ。だって、マジでしんどいんですもの。

Img_8409うちの畑を上の方から見ると、こんな景色が。すごく絶景スポットもいっぱい発見できたし、じいちゃんたちとワイワイ言いながらの作業も楽しいし。

一緒に流した汗の分だけ、いろんなことが分かり合えるってゆうのは、もちろん大切なことではありますが、それとこれとは。。

じゃぁもし、今度水路が壊れた時に、国がお金を助成してくれないと、確実にコメは作れなくなる。

日本中の中山間の米なんて、どこも似たようなもんでしょうねー。

これを、どこまで国が面倒を見るべきなのか。そこにどうやって線を引くべきなのか。どこまでが産業で、どこからが国土保全だったり、生活助成だったり、そうゆうものなのか。その辺の線引きが問われているとゆうか。

Img_8381

米って、ものすごく安く作れるイメージがありますが、ものすごく広大な畑が整備されていることが前提になっているのであって、今大きな問題になっている中山間ではほんとにコストがかかる。とゆうか、こりゃもはや産業としては、かなり厳しいものが。。。

分かりますよ。もちろん。仰ることは。地域を、文化を守るんだ!!

でもねー。日本中の中山間を、今のコストをかけ続けて守り続ける余裕があるのか、とゆう大前提に立って、話をしなきゃいけないんじゃないかなー。

限界集落は、やっぱり限界なんですよ。どこかで線を引かなきゃいけない。

この田んぼを守るためにかけてるお金を、保育所や公園、教育の現場に移管させたい。

子持つ親としては、どうしてもそうゆう風に考えちゃうんですよね。

Img_8414

と、農民車の荷台に揺られながら考えてしまった、初夏の午後。

みなさん、どう思いますか?






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コメント

70代なら十分ですね!80代でもバリバリの人もいらっしゃるし、おいおい。。回りがこわいわ!!みたいなじいちゃんもいて。

補助、助成がなくても、自立できる地域になることに、本当に危機感をもってやっていく必要を強く感じます。もう、時間とか面積とか販売額で切っちゃうしかないのかあー。

で、素敵なスローライフ農村は、それこそ養父みたいに特区にしてやっていけばいいんじゃないかと。

逆に、戦線を縮小することが絶対に必要だと思うので、山に帰るところは帰ってもいいんじゃないかなーと思っちゃいます。

私が借りてる畑(田んぼ・姫路市夢前町)の周りも近いものがあるけど、まだ50~70代で収まってますね。
溜め池じゃなく上流5kmにダムがあるから、草刈りくらいで済んでるし、JA指定の山田錦を育てれば酒米でそこそこ売れるから、まだ淡路市よりは負担は低いでしょうね。

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